ほめて伸ばす
この前、NHKニュースを見ていたら、レストランや居酒屋などの「覆面調査」をしている会社の取材があった。そこの会社は以前は、そこの店の悪い所だけを報告していたが、ほとんど改善が見られないので、やめて、ほめる所だけを調査する事に変えたそうだ。店に提出する報告書は、店員やアルバイトのほめ言葉ばかりである。もちろん、おせいじではなく、目立たない、いい所を発見した内容である。例えば、アルバイトのAさんは、誰が見てなくても丁寧にテーブルを拭く・・・など。それを受けたオーナーは、店のミーティングで、店員さん達をほめるのだ。その結果、報告書では指摘しなかった、悪い所が自然に改善されるというのだ。人は褒められて悪い気はしない、褒められるとうれしいし、もっと頑張ろうと前向きになるものだ。反対に欠点だけを指摘され、怒られると委縮してしまうし、いじけてしまう。それが自然な人間の感情なのだろう。発展していく組織は、このようなリーダーがいる所かもしれない。
ほめて伸ばす 幼児教育でも大事だと言われている。私自身が身にしみて感じている。私の母親は、「自分の子供は褒めない、いい気になっていやな人間にならないように」という変わった教育信念があった。母なりの考えで、私たち子供を愛してくれた事は間違いないけど、おかげさまで、ほとんど母に褒められたことはない。それどころか、母は「他人はおせいじしか言わない、お前は、頭も悪いし、何も取り柄もないから、いい気なってはいけないよ」と私に言い続けた。深い愛情は心で感じていたので、親子関係は良好だったけれど、私は子供の頃、自分は救いようのないダメ人間だと思っていた。私の心はコンプレックスで一杯でイジケテいたと思う。しかし、小学校5,6年の担任の先生は、ほめて伸ばす考えの方だった。イジケテいる私をかわいそうだと思ったのか、やたら、私を褒めてくれた記憶がある。ひいきする先生ではなく、いい事をした生徒を皆の前で、称えてくれたりする。中学校でもそんな先生に出会い、私は少しづつ自分に自信を持ちはじめた。すると、自然に成績が上がっていった。いい先生たちに出会えて幸運だったと思う。それでも、母親から受けた「ダメ人間」の呪術を解くのは時間と努力が必要だった。正直、今でも完全に解けてはいない、自分で前向きになれるよう努力しないと、たまに、非常に自信をなくして落ち込む時があるのだ。それでも、私は愛情はたっぷりもらったから、立ち直れたのだと思う。どちらも欠けていたら、どんな人間になっていたか・・・。とくに、幼児期には愛情をたっぷりと、褒めることだ。(もちろん、時と場合で叱る事も大事)言葉を理解していない赤ちゃんだって褒めると、うれしそうな笑顔を向けてくれる。自分の子供にはこのように教育しようと思っていたけれど、子供に恵まれなかった。だから、今、縁している親戚の子や友達の子供に会ったら、笑顔で褒めるように心がけている。
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お湯も食事も星5です。 




















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