大島弓子先生
映画「グーグーだって猫である」を観ました。なかなかよかったです。小泉今日子さん、上野樹里さんの好演が光ってます。大島弓子先生の作品を知らないと通じないほど、ゆーみんワールドな映画でした。上野樹里さんが演じるアシスタントさんが、子供のころ大島先生の漫画を読んで感動で、号泣するシーンがあって「私と一緒だー!」と心で叫んでしまいました。大島弓子先生の熱烈ファンの方は、皆そうなのかもしれません。
私は字が読めるようになった幼い頃から漫画を読み始め、少女漫画、少年漫画、青年漫画、ジャンルにとらわれず、昭和の有名な漫画ならだいたい読みました。将来は漫画家になりたいと思って、自分でも描いていました。しかし、10代のころ自分の才能のない現実にぶつかり、漫画に興味が薄れてきてしまった。萩尾望都先生の作品だけ、残してあとは処分しようと思っていた時、大島弓子先生の作品と出会いました。(他のファンの方よりだいぶ遅かったと思いますが)かなりの衝撃を受けました。「この方の漫画こそ私が求め、探していたものだ!地球に生れてよかったー(織田裕二か!)」とやっと宝物を見つけたような感動でした。それからむさぼるように、大島先生の漫画を集め読みました。大島弓子先生の才能は超越してます!天才です!大島弓子先生を超える人は出ないでしょう。それで、私は漫画家になりたい気持ちは全くなくなりました。
大島先生の作品は、透明感のある純粋さとシビアな現実の両面をもった目線です。人間(生物)は生まれ、老いて、やがて死んでいく。生きているものは、皆、平等に死はやってくる。生老病死・・・避けられない宇宙の法則とでもいいましょうか。人は悩み、宿命と戦いながら死に向かって生きている。他の人が描くと、宗教ぽく説教ぽくなると思うが、大島先生の作品は、どんなに重いテーマでも、やさしい風が吹くように、音楽が流れるように、ごく自然に描かれているので、読者も自然に心で感じるのです。私はその点は、宮沢賢治の小説と通じるものがあると思います。また、死や絶望があっても、大島先生の漫画を最後まで読むと元気になるのです。人はどんな困難でも、乗り越えられる力を自分の中に持っているのです。それは、きっと、相手を思いやるやさしい心から生まれるのかもしれません。読んで感動した後は生きる希望がわくのです。大島弓子先生の漫画は白い紙の奥に、広い世界があるように感じます。キラキラと輝いた、美しい世界がどこまでも広がっているように感じるのです。
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コメント
ステキな映画でした
観にいってよかったです。サバちゃん・グーグーちゃんかわいいにゃ
投稿: ai | 2008年9月19日 (金) 11時54分
aiさんへ
かわいかったですね。猫と暮らしたいです。
投稿: みきみき | 2008年9月19日 (金) 23時49分